海外出張中の定金です。時差ボケで寝れないので1エントリー書いて寝ます。
前回書きましたコパイロツトの良くする会議のGPKOCについてですが、その中で以下のように紹介しました。
良くする話とは、日々の中で自分が気になるスキームをスライド1枚で2分で紹介する、というコーナーです。今回書くと長くなりそうなので、後日このブログで事例も含めてご紹介しようとおもいます。
ということで今回はこの良くする話について書こうと思います。
良くする話のコーナーとは?
クライアントのものだけではなく、自分が気づいた、継続的な仕組み・ビジネスモデル・スキームを紹介する、というものが良くする話のコーナーです。
かつて定金が様々な社会活性化な活動に参加していましたがどうしても継続性が欠けると感じていました。熱量がある人が多く参加しているのに、継続させるモデルがないことが最も大きな課題として感じていました。どんな活動でも継続させる仕組みを作ることができる人はどうやって増えるのか?を考えました。
ということでコパイロツトでは、継続させることができる仕組みを理解している人を増やす、ということも果たすべき使命の一つとして掲げています。
コパイロツトが受託のビジネスを続けている大きな理由の一つは、様々なクライアントとお付き合いすることで様々なビジネスモデル・スキームを理解できるきっかけになるからです。
良くする話のコーナーの進め方
良くする会議のファシリテーターを担当する2名が、自分が良いと思った仕組みをGoogleスライド1枚にまとめ、その内容を2分で発表し共有します。
なぜ1枚にまとめることにしたのか?については、TOYOTAのA3で1枚にまとめる手法や、Amazonのパワーポイント禁止あたりの話から、1枚にまとめることで決めました。
なぜ発表時間を2分にしたのか?については、人間の集中力や動画マーケティングの世界で2分近辺がよさそうな数字だったからです。(参考:動画の理想的な長さとは? | 動画マーケティングの教科書)
発表の後、3分でメンバー全員で、その内容についてディスカッションを行います。
このコーナーを実施する目的・想定している効果
- 世の中にある素晴らしい仕組みをシェアすること
シェアされるべきエレガントな取り組みを知ること - 常に様々な仕組みを意識すること
発表するために常により良い仕組みがないか?を意識して生活するため、仕組み目線の視点が常に働くこと - 他人の視点の持ち方を学びぶこと
ある事例をみても、どういう仕組みであるか?を深く考えている人の視点に気づくこともあるし、同じ事例を見たときの解釈が全く違うこともあることに気づくこと - 1枚のスライドでまとめ2分で発表するアウトプットのトレーニング
アウトプットは最大のインプットになりうると信じているのでとにかく気軽にアウトプットする習慣をつけること
具体的な事例紹介
とはいえ何のことかわからないと思いますので事例を紹介します。
定金が最近強烈に記憶に残っているのは、コパイロツトメンバーの船橋さんが以下の「Dutch Reach」の仕組みの紹介したものでした。
この事例はとても興味深い取り組みなのですが、この取り組みを1枚にまとめた資料の中で船橋さんは、以下のようにまとめました。
当たり前の行動様式にネーミングをつけることで、新しい習慣としての位置付け。
人によって、仕組みのポイントを3つにまとめたり、コピーに落とすなど様々な形で仕組みを伝えやすいように工夫しています。
今後の流れ
実際の良くする話で紹介されたスライドをこのブログで紹介して行こうと思いますが、公開する目的で作っていないものが多いので、内容確認のうえ順次公開させていただこうとおもいますが、今回は取り組みの概要のご紹介でした。
株式会社コパイロツト共同創業者/エグゼクティブプロジェクトマネージャー
プロジェクトオーナーサイドに立ち、外部パートナーとしてプロジェクトマネジメントのサポートを行う。Project Based Working 社会に向けて、プロジェクトマネジメントを常にアップデートしつづける構造を構築中。MITテクノロジーレビュー日本語版のエグゼクティブプロデューサーを務めるなど、様々な共同プロジェクトへパートナーとしても参画。