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育休をとってみての「ふりかえり」

コパイロツトにはクライアントワークを担うエンジンチーム、ナレッジマネジメントを担うナレッジラボチーム、バックオフィスを担うアドミンチームの3チームがあります。

今回エンジンチームの男性メンバーが育休を取得し、その振り返りをしましたのでご紹介します!

7月から8月末までの2ヶ月間育休を取りました。

私事ですが、今年の5月に子供が生まれまして、7月から8月末までの2ヶ月間育休を取りました。

コパイロツトは働き方の多様性を掲げており、「場所や時間にとらわれずに働けると良いよね」と社内でも推奨されています。そのことを前提に、シンプルに「自分が子供の成長を見届けたい。」という思いから取得した育休について振り返ってみようと思います。

よく聞かれる3つの質問にそってまとめてみましたので、以下お付き合いください。

①どうやって取るの? 会社に何て言ったの?

「どんな手続、どのくらいの期間取れる、育休中にいくらもらえるか?」、これらはわかりやすいまとめサイトがたくさんあるので割愛します。

会社、及び仕事をどのように調整したかをまず振り返ってみます。

まず妻が安定期に入ったあたりで、会社のメンバーに以下を通知しました。

  • 妻の出産予定タイミング

    • 立ち会い出産を希望していたので、その時期で仕事に影響があるかもしれない旨
  • 育休を取るタイミング

    • まだ関わっているプロジェクトが流動的だったため、おおよそいつ頃から取りたいか、取得期間の希望

取得2,3ヶ月前ごろから子供が生まれる直前ぐらいに具体的な調整を開始しました。

  • 実際に取得するタイミングの調整
    • 前もって宣言をしていたので、期間前後の新規案件に入りませんでした。既に入っている案件はうまくプロジェクトの切れ目を狙い、かつ社内的な業務はこのタイミングから引き継ぎ。

取得直前にしていたこと。

  • 引き継ぎ漏れが発生した時の対応
    • 完璧に引き継ぎきれればよいものの、どうしても漏れてしまうことはあるので、本当にどうしようもない時の連絡手段を明示。(幸いにも引き継いだ皆さんがカバーしてくれたので大きな問題なく済みました)

②育休中、何をしていたの?

次に良く聞かれる事として、「何してたの?」という質問があります。

育児

と言っても、一番高頻度かつ重要な”授乳”をする事は出来ないので、夜中のミルク作り、おむつ替え、寝かしつけ、子守、散歩などは自分でも出来る事なので行っていました。

家事

自分のケースでは今回これが一番役に立ったと、自己評価ですが思います。夜不規則に起きる子供の対応で寝不足の妻が仮眠を取れるように。そして二人揃って倒れにならないように、家の家事の8,9割は自分で行うようにしていました。

保活

来年春には妻が職場に復帰する予定のため、他の皆さん同様に保活に臨みました。

準備としては、まず、保育園のリストをGoogleSpreadsheetに一覧化しました。その後、保育園見学の予約電話かけ、区役所の担当課への訪問。暑い中子供には可愛そうでしたが、家族3人でいくつかの保育園をまわったことで、実際に子どもたちがどんな環境でどう過ごせそうか実体験として感じられたことは大きかったと思います。

(ときどき見学には男性もいて、話してみると有給取って一緒に回っているという人もいました)

妻の自由時間創出

出産後、妻の体調も少しずつ回復し、体を動かせるようになったので、1時間でも2時間でも自分が子供と二人きりになり、妻が出かけるor自分が出かけて妻が自由になれる時間をつくりました。泣き叫ぶ小さい子供に対して父親が出来ることの無力感を感じる良い経験にもなりました。

③何がよかった

  • もの凄い早さで成長していく子供の姿を見られたこと
  • 母親の偉大さ
  • 自分たち夫婦の両親への感謝
  • 子育てスキルの垂直立ち上げができたこと
  • 家族3人でいれたこと

このあたりはベタな感想にはなりますが、とても大きな収穫でした。

また、普段はいない時間帯に街を歩いていると、急いで保育園にお迎えに走っている様子や、子供を乗せて大きな買い物袋を下げて自転車を飛ばして帰宅する姿など、時間の制約の中で生活をやりくる姿を見ることができました。

普段仕事で接している方も、目には見えない部分で様々な時間の制約の中で働いている可能性があることを実体験として感じられたのは、プロジェクトマネジメントを生業にしている身にとって大きなインプットになりました。

人生の中でもとても貴重な経験ができたのは、会社のメンバーの協力があってであり、快くサポートしてくれたメンバーにはこの場を借りて感謝を伝えられればと思います。

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