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読書系イベントは避けてきたけど、仕事に追われインプットが追いつかないので参加してみた[ コパイロツト読書部 参加レポート ]

みなさんは「読書会」に、参加したことはありますか? どんなイメージを持っていますか? 

こんにちは。情報発信チームのパートナーとして活動している、ライターの大島と申します。7月31日に開催されたコパイロツト読書部の読書会に参加しましたので、今回はイチ参加者としてその体験をレポートします。

以前から発売を楽しみにしていた『両利きのプロジェクトマネジメント』を6月に早速入手したのはいいものの、手元に届いた本をぱらぱらとめくってみると、勝手にイメージしていた2.5倍くらいの密度が……! 「これをひとりで読み切るのはなかなか大変」と、情報量に圧倒されるまま時間がすぎてしまっていました。

そんな折、オンラインで「アクティブ・ブック・ダイアローグ®(以下、ABD)」が開催されると聞き、喜んで参加することにしました。

▼「アクティブ・ブック・ダイアローグ®」について www.abd-abd.com

▼コパイロツトの取り組み blog.copilot.jp

インプットだけではなく、人と深い対話をする貴重な機会になる

私は普段、基本的にひとりで黙々と本を読むタイプで、よくある読書会(各自で本を読んできて見解や感想を語り合う形式)とはいまいち肌が合わず、そういう読書系のイベントとは完全に距離を置いてきました。

でもABDに関しては、以前からとてもよい仕組みだと思っていました。実際に参加したことも何度かあります。私がABDにひかれたポイントは、次の3つです。

①人と深い対話をする機会になる

ふつうに雑談したり、交流したりしているだけでは、なかなか特定のテーマを深掘りした話につながらないもの。私は長くフリーランスとして活動しているので、こうした機会や場は非常に貴重なのです。

②サマライズが良いインプットになる

ABDでは、自分が担当するパートを要約してスライドなどにまとめる作業があります。ただ自分が理解するだけではなく、「参加者にシェアする」というミッションが課されるので、倍の集中力が必要となりインプットが非常にはかどります。

③本の全体像が短時間でつかめる

イベントの時間内で、この本に何が書かれているのか、全体像を掴むことができるのがとてもありがたいです。一人で読もうとすると、ナナメ読みしたとしても数倍の時間と集中力が必要になるでしょう。参加者の方の発表を聞いて気になった章をあとから読み返す、などのアクションの起点にもなります。

要は、一般的にイメージされる読書会とは、ちょっと目的やプロセスが違う。だから私のような読書会苦手勢でも、違和感なく受け入れられたのだと思います。

ちなみに、オンラインの会は今回がはじめて。近いうちに自分でも主催してみたいと思っていたので、運営方法やファシリテーションの仕方も学ばせてもらおうと考えていました。

異なるカテゴリのコミュニケーションが詰まったABDのプロセス

ABDには「読む(理解する)」「伝える」「対話する」という3つのプロセスがあります。

今回はイベント開始までに担当するパートを読み、要約するところまでの事前準備を各自でしてくる流れでしたので(担当決めからイベント内に行うケースもあります)、「読む」と「伝える」の工程半分は、前日までに時間をとって行いました。

個人的な捉え方ですが、ABDでは「決められた時間を守る」ことも重要な要素だと思っています。事前に共有いただいた資料に「作業の目安は30~60分」と記載があったので、それをひとつの目安にしました。

この「時間内にまとめる」緊張感を味わう体験、日常生活ではなかなかできませんから、良いトレーニングになるのです。

当日のプレゼンテーションも同じです。今回は「1人2分」で設定されていましたが、2分という時間、けっこう絶妙なんですよね。この時間内でどう話せばうまく伝えられるか、いつもとは違う筋肉を使うような感覚を味わうことができます。

ちなみに私の場合、ライターという職業柄、サマライズは得意ですが、プレゼンが大の苦手。アドリブだとろくな発表ができないとわかっていたので、要約作業は早々に完了し、2分のプレゼン台本を作ることにできる限り時間を使いました。(今回はイベント中にプレゼンの練習タイムが設けられていて、「なんて親切設計!」と思っていました)

「自分が理解する」「テキストで要約する」「他者に口頭で伝える」って、全部ちがうカテゴリの競技なんですよね。ABDに参加すると、いつもそれを実感します。

「同じ本を読んだ」前提があるからこそ、初対面でも対話が深まる

リレープレゼンの後は、参加者のみなさんとの対話の時間。全員が初対面でしたが、「共通の本やテーマに関心を持っていて、ついさっき同じ情報を共有したばかり」という前提があるため、短い時間内でもお話が盛り上がりました。

このちょっとした体験からも、何かものごとを進めるときに「最初に共通認識をつくる」ことがいかに大切か、よくわかります。

前後の文脈あってのことではありますが、私が参加させてもらったグループでは、次のような話題が飛び交いました。

  • 対話と議論の違いは何だろう?
  • 対話において、必ずしも共感を必須としなくてもよいのでは。大切なのは“否定しないこと”ではないか?

こんな話、日常生活の中ではどんなに仲が良い友達ともなかなかしないです。同じ内容の本を読んだはずなのに、興味を持つポイントや視点が違ったことも、とても刺激になりました。一人で本を読んでいたら、そこまで思考が展開しなかったでしょう。

たった数時間でかなう、有意義なインプット&コミュニケーション体験

ABDの仕組みやプロセスはとてもよくできていて、数時間内にできるコミュニケーションの体験として、私はとても有意義だと感じています。今回久しぶりに参加して、改めてそう実感しました。

オンライン開催のファシリテーションの仕方も非常に参考になったので、個人的に運営している同業者のコミュニティメンバーとも、かなり簡易版にはなりますが読書会をはじめました。

今後もABDに参加したり、主催したりしながら、インプットの時間をつくるとともに、共通の本を起点とした周りの人とのコミュニケーションを楽しみたいと思っています。

執筆者 大島 悠(おおしま・ゆう)
ライター
企業広報領域を専門とするライター。2013年からフリーランスとして中小企業のコンテンツ制作、情報発信に携わっている。コパイロツトではパートナーとして、情報発信チームの一員として活動中。

コパイロツトは、課題整理や戦略立案から参画し、プロジェクトの推進支援をいたします。お気軽にお問い合わせください!

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