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COPILOT KID's PROJECT プロジェクトマネジメントアカデミー 2024年度開講決定!! - COPILOT KNOWLEDGE
前回の記事では、未来を担う子どもたちにプロジェクト推進力を提供する「COPILOT KID's PROJECT」のコンセプトをご紹介しました。
今回は、「COPILOT KID's PROJECT」第1弾のプロジェクトマネジメントアカデミー講座プログラムをご紹介します。
4月開講の講座(全11回)の概要
今回のプログラムは、個人ワークとグループワークの2つのワークでプロジェクト推進を体感して学んでいきます。
個人ワークでは、「夏休み宿題プロジェクト」と題して、実際の夏休みの宿題の進行計画を立てて、計画的に進めるワークを行います。
グループワークでは、「わくわくキャンププロジェクト」と題して、最終目標をキャンプにおき準備から当日の進行までを子どもたちで作りあげていくワークに取り組みます。
さらに、アイスブレイクでアートの対話型鑑賞を組み込むことで観察力、思考力、想像力を延ばしグループワークの進みを促進させます。
プログラム構築過程
施策検討
どのようにプログラムを構築したのか。過程と合わせて私たちの講座に対する想いを共有いたします。
まずはじめに私たちが考えたのは、対象者の小学生の理想の状態です。どんな力を身に付けて欲しいのかを書き出し、最終的にまとめたものが以下になります。これに加えて、講座プログラム全体を通して、『学び・探求心』の深掘りに繋げていきたいと考えています。
- 伝える力
- 聞く力
- 共感・協調力
- 観察力・思考力・想像力
- 計画・実行・推進力
- 責任感
これらの力を身に付けるということがどういうことなのか……低学年、中学年、高学年のそれぞれでどんなことができるようになっていて欲しいのかを書き出しました。その後、学習指導要領の学年目標と照らし合わせ、関連する項目を洗い出して追加しました。 ここまでの作業で、目標設定が完了です。
次に、この目標を達成するためにはどうしたらよいのかを考えて施策を導き出しました。 この施策には、プロジェクトマネジメントに必要なスキル習得のためのタスクを組み込んでいます。
これらの施策を実現するために構築されたのが今回の講座プログラムです。
対象者
はじめての取り組みとなる今回のプログラムで、対象者の範囲をどこにするのかは悩みました。
「先に高学年から実施して、要素を削ぎ落して低学年用のプログラムを作るのか?それとも……?」などと考えましたが、発達の個人差が大きいと言われる小学3、4年生にどのようなレベルのギャップがあるのかをまずは知ることが大切だと思いました。
そのため今回の対象を高学年ではなく小学3、4年生を含む2~4年生とすることにしました。
小学1年生は、小学校入学に伴う大きな環境の変化に慣れることを大切にすることと、読み書きを本格的に学びはじめる学年のため今回の対象からは外しました。
現状では、小学2~4年生と5、6年生の2グループに対象者を分けた講座を作っていくことを想定しています。
プログラム説明
今回のプログラムは全部で11回。各回に講座テーマを設けました。 プロジェクトマネジメントの基本工程を体系的に学ぶことをテーマとし、最後に個人ワークとグループワークのそれぞれのふりかえりをして講座終了となります。
講座プログラムを通して、子どもたちとプロジェクトマネジメントの理解を深め、子どもたちが未来を切り開く力をつける手助けを一緒に楽しみながらできればと思っています。
(2023/04/08追記:今回のお申込み受付は終了いたしました)
DX推進における部門横断プロジェクト支援や業務支援、Webサイト制作のプロジェクトマネジメントなど幅広く担当しています。 円滑なプロジェクト推進のためにクライアントに寄り添い、最適なチーム構築や目標達成のためプロセスを明確にし、具体のアクションに落とし込んでいくという基本を大切にプロジェクトマネジメントに尽力したいです。
チームメンバー 亀岡 真由(かめおか・まゆ)
DX推進プロジェクト支援や新規事業プロジェクトのデジタル制作におけるプロジェクトマネージャーを担当しています。広告業界での経歴を活かし、利用者の視点を意識して日々の業務にあたっています。
チームメンバー 山城 理奈(やましろ・りな)
バックオフィス業務を担いつつ、社内で得たプロジェクトを推進するための知見を活かし、外部プロジェクトの業務プロセス改善サポートやイベント運営事務局を担っています。 社内外を問わず志ある人/団体/プロジェクトが継続・持続するための進め方のお手伝いをしていきたいです。