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プロジェクト推進支援専門のプロジェクトマネージャーが読み返すプロマネ本『座右の名著』12冊+α

現場で難航しているプロジェクトを前に進める専門家が、何度も読み返す本って何だろう?
プロジェクト推進支援のプロのバイブルには、プロジェクトで悩んでいる人たちを助けるヒントが詰まっているはず。

こんにちは!コパイロツト情報発信です。
コパイロツトは、バックオフィスを除く全てのメンバーがプロジェクトマネージャーです。そして、プロジェクト推進について日々学びを深めている読書家でもあります(本を選ぶ目も厳しいんですよ...)

プロジェクト推進支援を専門に行うプロジェクトマネージャーでも、プロジェクトの進め方に悩んだり、迷ったり、立ち止まったりします。そんなとき、どんな本を手に取るのか?どんな本を繰り返し読んでいるのか?

今回は、コパイロツトのメンバーがプロジェクトマネジメントに関する書籍の中で再読する『座右の名著』12冊をメンバーのコメントと一緒にご紹介します。さらに、番外編としておすすめ動画とアニメもつけました!

プロジェクトマネージャーは、一人で多くのことを抱え込んでしまう傾向にあります。もし、あなたが今、プロジェクトの進行を阻む何かに悩んでいるなら、ぜひ気になった本を手にとってみてください。「これ、ちょっと試してみようかな?」と思えるヒントが見つかれば、それはプロジェクトを前に進める小さな一歩です😊

プロジェクトマネジメントの基本を押さえる・ふりかえる

子ども向けの書籍なのでわかりやすい。新卒の方にも

『10歳からのプロジェクトマネジメント』
伊藤 大輔 著(くもん出版)
出版社サイト
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[メンバーのコメント]
子ども向けプロマネ講座をつくる際に参考にしています。噛み砕いて分かりやすく説明されているので、新卒の方などによいと思います。

難しい言葉ナシ!物語でプロジェクトマネジメントの流れを知る

『童話でわかるプロジェクトマネジメント』
飯田 剛弘 著(秀和システム)
出版社サイト
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[メンバーのコメント]
プロジェクトマネジメントの一連の流れを知ることができた本です。誰もが知っている物語で構成されているので読みやすくてオススメです。言葉が難しくない!

ストーリー形式で会議進行・ファシリテーションを学べる

『世界で一番やさしい会議の教科書』
榊巻 亮 著(日経BP)
出版社サイト
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[メンバーのコメント]
これからプロジェクトマネジメントを学びたいと思っている方に。読みやすく分かりやすいストーリーで会議進行・ファシリテーションを学べます。会議進行だけでなく、プロジェクトの推進にも役立つ内容です。

チームマネジメントやチームでのリーダーのふるまい方を考えたい

『新1分間リーダーシップ』
ケン・ブランチャード、パトリシア・ジガーミ、ドリア・ジガーミ 著(ダイヤモンド社)
出版社サイト
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[メンバーのコメント]
すぐ読める入門書です。チームの共通言語をつくるときには、「この本で書かれていることを忘れていないか」の定点観測として再読しています。

プロジェクトの進め方に悩んだとき

最近のプロジェクトの進め方のヒントがいっぱい!

『シェアド・リーダーシップ − チーム全員の影響力が職場を強くする』
石川 淳 著(中央経済社)
国立国会図書館(出版社サイトがないため)
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[メンバーのコメント]
問題に直面したとき、チームや組織の視点にプロジェクトを活用したいときに読み返しています。コパイロツトの実践から生まれた推進メソッド『Project Sprint』のスケールアップを考えたり組織におけるプロジェクトマネジメントを考える際にも非常に影響を受けています。

プロジェクト推進に通じるナレッジが詰まっています

『プロジェクトを変える12の知恵 ケンブリッジ式ファシリテーション』
影山 明 著(日経BP)
出版社サイト
Amazon(Kindle)

[メンバーのコメント]
問題に直面したときに再読しています。会議のファシリテーションのナレッジやプロジェクト推進に通じるナレッジがたくさん詰まった良書です。プロジェクトの進行を担っている方に。

「最小限のコストで最大の効果」を考える

『リーン顧客開発 ―「売れないリスク」を極小化する技術』
シンディ・アルバレス 著(オライリージャパン)
出版社サイト
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[メンバーのコメント]
この実際の顧客開発の手法はもちろん、余計な手続きやコストを踏まず最小限のコストで最大の効果(フィードバックを得る)というスタンスが非常に好きです。この書籍に限らず、LEANシリーズはどれも実践に有益なので、新しい視点を得たいと思うときに読み返しています。

何を優先して、何の優先度を下げるのか

『アジャイルサムライ − 達人開発者への道』
ジョナサン・ラスマセン 著(オーム社)
出版社サイト
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[メンバーのコメント]
プロジェクトの目的や特性を考慮して「品質」「コスト」「納期」「スコープ」の優先順位を決める「トレードオフスライダー」の考え方は、どんな時でも役に立ちます。問題に直面したとき、そもそもの原点を確認したいときにこの本を開きます。

立ち止まってしまったとき・深掘りして考えたいたいとき

他者と働くってどういうことだっけ?

『意味と他者性』
大澤 真幸 著(勁草書房)
出版社サイト
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[メンバーのコメント]
プロジェクト(他者と働く)って何だっけと思ったとき、世界の中にプロジェクトがあるのではなく、プロジェクトこそが世界であるという観点を得られました。知識を深めるため、新しい視点を得るために読み返しますが、大澤真幸氏の語りが「芸人」的に面白いことも再読要因かもしれません。 自分ひとりでやった方が早いと思う方、プロジェクトで窮屈な思いをしている方、あるいは研究観点で、オートポイエーシス的な発想と分析哲学との橋渡し的な解説書を求めている方におすすめです。

人への期待を具現化するための情報伝達:理解を交換するコミュニケーション

『理解の秘密 ― マジカル・インストラクション』
リチャード・S・ワーマン 著(NTT出版)
出版社サイト
監訳者・松岡正剛氏の千夜千冊(絶版のため)

[メンバーのコメント]
プロジェクトマネージャーの仕事の核は「コミュニケーション」だと思っています。いろいろな人や情報をうまく移動させて総合・分解させていくことが重要ですが、そこでこの本の根幹に据えられている「インストラクション」という概念が有効な気がして、よく読んでいました。

多様なメンバーの理解のために自分のバイアスを取り除く

『働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話』
松村圭一郎 + コクヨ野外学習センター 編(黒鳥社)
出版社サイト
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[メンバーのコメント]
チームメンバーの多様性を理解するために、新しい視点を得て自分のバイアスをブレイクしたいときに読みます。 スーパー中央集権的にプロジェクトマネジメントをしようとして悩んでるプロジェクトマネージャーに「チームにはいろんな人がいるし、あなたの枠では捉えられない人もいると思うよ。ポッドキャストもあるので聞いてみたら?」とオススメしたい。
Podcast(Spotify)

何かうまくいかないときに自分の「在り方」を内省する

『生き方:人間として一番大切なこと』
稲盛 和夫 著(サンマーク出版)
出版社サイト
Amazon

[メンバーのコメント]
なんとなーく上手くいかない状況が続いたとき、「在り方」を内省するために手にとる本です。何か自分の思うとおりに行かない、期待した結果が得られていない(=上手くいかない)ときに、何をどう変えたらいいかのポイントは、自分(の在り方、考え方)にあるのだと思います。物事の捉え方を「前進する」捉え方に変えるきっかけを得られます。 あまりにも有名な本なのでおすすめするのも...と思いつつ、最も繰り返して読む本です。

番外編:座右の動画

書籍じゃないけど、これいいよ!というおすすめ動画情報もシェアしてくれたので、こちらもどうぞ!

ビギナーから資格取得まで、充実コンテンツ

『I LOVE PM / プロジェクトマネジメント専門チャンネル / イトーダ』
I LOVE PM(YouTube)

[メンバーのコメント]
時間があるときに見ています。変更管理など実体験と教科書的な進め方とを照らし合わせて体系化できる点が良いです。

フレームワークのパワーを感じる!

『ポプテピピック』(アニメ)
公式サイト

[メンバーのコメント]
ものづくりの力を感じたい時に見ます。プロジェクト推進のフレームワーク(制約)がどのようにチームやプログレスに影響を及ぼすかを考える材料になっています。

  1. 低予算という制約を乗り切るアイデアをフレームワークで解決している(30分の番組を同じコンテンツで声優を変える)
  2. そのフレームワークがあることにより、原作が新しいものとして生まれ変わっている
  3. 連続で毎週放送されるテレビ番組のイテレーションの効果

ポプテピのノリがわかりそうな人に「フレームワークのパワー感じるよね!」と伝えたい!

カジュアルだけど要点を押さえていてわかりやすい!

『【超入門】プロジェクトマネジメント』
マナビジネス【コンサル仕事術】(YouTube)

[メンバーのコメント]
これくらいわかりやすく説明できるといいな!

・・・

他にもまだまだあったのですが、それはまたの機会にご紹介しますね!
ちなみに、最近社内で熱く会話された書籍は...この本です!
カラー公式書籍『プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン』

「理論的・実践的な理解につながる知識=ナレッジ」の活用

コパイロツトでは、研修や支援先との雑談などで参考書籍を紹介することもあります。社内でも書籍のまとめスライドがあったり、参加した研修や講座のまとめを作成してシェアしたりと、理論的・実践的な理解につながる知識=ナレッジの活用を日々探求しています。

最近では「プロジェクトマネジメントについて改めて学びたい」「会議のファシリテーション方法を教えてほしい」など、研修のご依頼も増えています。
プロジェクト推進に関する幅広いお悩み・課題をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください 😊

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