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【メンバー体験談】はじめて海外での「ワーケーション」を試してみた

みなさんは「ワーケーション」をしたことがありますか? 仕事と休暇を組み合わせた滞在型の旅行で、近年、こうした働き方をする人が増えているというのを耳にします。

とはいえ「仕事と休みはしっかり分けたいので、自分には難しいかも」「休みなのに仕事のことを考えてしまい、しっかり休めなさそう」など、不安を感じる人も多いのではないでしょうか。

私も仕事と休みはしっかり分けたい派なので、ワーケーションは合っていないだろうと思い込んでいました。でも、やってみたらもしかしたら新しい発見があるかも、と思い立ち、2023年に海外でワーケーションを試してみました。

ワーケーションを実際にやってみてよかったこと、気をつけた方がいいことなどをいくつかご紹介します。これからワーケーションを試してみたい!と考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

ワーケーションとは?

観光庁はワーケーションを、「Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語。テレワーク等を活用し、普段の職場や自宅とは異なる場所で仕事をしつつ、自分の時間も過ごすこと」と説明しています。

今回の記事でご紹介するワーケーションは、1週間のシンガポール旅行で2日間(終日)仕事をするというものになります。残り5日間は長期のお休みを取り観光をしていました。

参照:「新たな旅のスタイル」ワーケーション&プレジャー 公式サイト(観光庁) www.mlit.go.jp

コパイロツトのリモートワーク制度について

私が所属する株式会社コパイロツトでは、コロナ禍に突入した2020年2月以降、全社的にリモートワークに切り替えることになり、現在も多くのメンバーが在宅で仕事をしています。

その時々の仕事の状況にもよりますが、オンライン上で完結する仕事をしている場合はワーケーションという働き方を選択することも可能です。今回は、仕事のタイミングもみた上でシンガポールでの1週間のワーケーションを実施してみました。

👇参考記事:リモートワークに切り替えるため、コパイロツトがメンバーに支給することを決めた2つの「手当」 blog.copilot.jp ▲働き方が大きく変わり、リモートワークメインに切り替えてから社内でどんな制度や諸手を導入したのかをご紹介しています。

シンガポール1週間のワーケーション

今回の旅程では、平日2日間のみ終日仕事をする日と決めて、その他の平日に関してはお休みをいただき、土日も合わせて観光をしていました。

シンガポールで仕事をしていた一日

  • 7:30-8:30:朝の散歩をしながら近くにあったパン屋さんで朝ごはんのパンを購入
  • 9:00-12:00:パン屋さんのカフェ、ホテルでもくもくと作業
  • 12:00-13:00:ランチ
  • 14:00-17:00:1時間ずつホテルからミーティングに参加(会議がある時間帯はなるべく滞在先のホテルから参加していました)
  • 17:00-18:00:作業して終業

滞在していたホテルの近くには川があり、朝から多くの人たちがランニングや犬の散歩をしていました。時間がゆったりと進んでいっているように感じ、朝から散歩をしながらパン屋さんにいくという、自分にとっては非日常を感じながら過ごすことができました。写真は川の近くを歩いていると野生のカワウソに遭遇したのでパチリ。

今回持って行ってよかったもの

初めて海外からリモートで仕事をするということで、いくつか新しいものを購入し持っていったものがありました。その中でもこれは持っていってよかった!というものをご紹介したいと思います。

ポータブルモニターって便利!

普段仕事をする際はパソコンとモニターを活用しながら仕事をしています。そのためワーケーションをする際もモニターは絶対必要!だと思っていたので、今回のワーケーションを機にポータブルモニターを購入してみました。実際に作業や会議の際に使ったところ、普段と同じような仕事環境で作業をすることができました。

今回購入したのは下記のポータブルモニターです👇
(初めてのポータルモニターだったのでお手頃価格のものを探してこちらを発見!モニター自体軽く、使い心地もストレスフリーで活用することができました)

FunLogy Mobi.2 / モバイルモニターfunlogy.jp

ホテル滞在の時は折り畳みケトルが大活躍!

今回初めて折り畳みケトルも持参しました。普段の旅行ではホテルにあるケトルを使うことはないのですが、今回はカップスープなどを念のため持参したかったので折り畳みケトルを購入してみると、これが予想以上に便利でした。折りたたんでスーツケースの中に収納することができるのでかさばらず持ち運ぶことができ、すぐにお湯も沸騰するので今回の旅で予想以上に大活躍でした!

今回購入した折り畳みケトルはこちら👇
3rrr-btob.jp

探し物スマートタグ「Tile」を初導入!

仕事で使う機器を持って旅をすると、無くして困るものをたくさん持参します。とても心配症なため、以前コパイロツトメンバーからおすすめされたスマートタグを使ってみることにしました。

私はTileという製品を使ってみました。大切なものは飛行機に乗る時以外は基本スーツケースの中に入れていたので、スーツケースにTileを入れて保管していました。スマートフォンでTileがある場所を教えてくれたり、どこに入れたか忘れた時は音を鳴らすことで場所を知らせてくれます。

今回は無くすトラブルは発生しませんでしたが、これがあるだけで万が一無くした場合でも活用できるので心の安心材料になると感じました。

スマートタグ「Tile」👇
thetileapp.jp

気をつけた方がいいこと

時差1時間でも、会議時間が本当にあっているのか不安になる時がありました。その不安を少しでも解消するために、Googleカレンダーにあるセカンダリタイムゾーンを設定できる機能を活用していました。

セカンダリタイムゾーンを表示させることで、日本時間とシンガポール時間どちらもカレンダーに表示することができるので、しっかり時間を確認することができます。

参考:さまざまなタイムゾーンで Google カレンダーを使用する(公式ヘルプ)
support.google.com

次回試してみたいこと

今回シンガポールでのワーケーションで得た経験を踏まえて、また新たな場所でのワーケーションする際の改善ポイントをお話しして終わろうと思います。

パソコンはリュックではなく、機内持ち込み可能スーツケースに入れる!

少し細かい話になるのですが、今回、私はリュックサックと受託手荷物のスーツケース1つでシンガポールに行きました。リュックにはパソコンやポータブルモニターなどを入れていたため、リュックが予想以上に重たく、肩が疲れてしまいました。

今後は、機内持ち込み可能のスーツケースを活用し、パソコンやポータブルモニターを入れて行動しようと思っています。もしかしたら行き先によっては、防犯対策として肌身離さずリュックに入れていった方がいい場面も出てくるかもしれません。ただ今後は、リュックを活用したとしてもなるべく軽いもののみ入れて行動しようと思います。

昼夜逆転のワーケーションも試してみたい!

シンガポールは時差1時間だったため、仕事をするうえではそこまで困ることはありませんでした。今後は時差が何十時間もある場所で、どれぐらい大変なのかを試してみたいなと思います。また新たな発見が出てきそうな予感です。

ワーケーションをやってみて

1週間の滞在を通して、今回持っていったポータブルモニターや、作業する場所など、普段と同じような環境に近い状態で仕事ができたので、特に困ったと感じることはありませんでした。また、旅という非日常の中で仕事をしてみて、仕事と休みをしっかり分けなくても予想以上にリフレッシュすることができたと感じました。

何より、旅行中モノをなくすなどの大きなトラブルに見舞われず過ごすことができたのが、楽しいワーケーションに繋がったのかなと思います。

ワーケーションにはメリットだけでなく、不便なところや気をつけた方がいいこともありますし、想定外のトラブルなども起こり得るかと思います。私は今回得た経験を踏まえつつ、引き続き自分に合ったワーケーションスタイルを模索していこうと思います。

今回の記事が、みなさんがワーケーションをする際の参考になれば幸いです。


執筆者 賀川 奈那実(かがわ・ななみ)
プロジェクトマネージャー
COPILOTの情報発信や「Project Climbing Challenge」というプロジェクトマネジメント講座の運営などを主に担当しています。また、さまざまな企業のプロジェクト推進の最適化支援なども行なっています。より多くの方がプロジェクトを通じて自分らしく活躍できるようサポートしていきたいと思います。

コパイロツトは、課題整理や戦略立案から参画し、プロジェクトの推進支援をいたします。お気軽にお問い合わせください!

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