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【コパイロツトメンバーの My ルーティン】M.Sさん編:業務も、子育ても、家事も。隙間時間を有効活用しています

こんにちは、三浦です。

コパイロツトでは2022年12月から、メンバー同士でメンタリングを行う「MyPilot制度」がはじまりました(制度の詳細は以下の記事を参照いただけたらと思います)。

blog.copilot.jp

その制度の中で、わたしはメンターになってくれたメンバーの、1日の過ごし方のルーティンや、業務に対する所感を聞いてみることをはじめました。

初回は、わたしの常日頃のテーマである「仕事と家庭の両立」について、ご家庭で積極的に子育てや家事に参加しているM.Sさんに両立のコツを聞いてみることにしました。

M.Sさんの紹介

2021年入社のM.Sさん。

営業、プロデューサーとしての経験を活かし、お客様に伴走しながらプロジェクト成功に向けたサポートを行っています。
共働きの奥様と小学生の娘さんとの3人暮らし!
お子さまの自閉スペクトラム症(ASD)と向き合いながら、仕事と家事・育児との両立も大きなテーマとして日々奮闘中です。

仕事で大切にしている3つのポイント

―― まずは、仕事に取り組む中でM.Sさんが、大切にしていることを聞かせてください。

  • 自身の成長
    • 常に謙虚に新しいことに取り組みたい
    • 仕事を通して人間的・スキル的にも常に成長していきたい
  • やりがい
    • 興味ややりがいを大切にしたい
  • 社会貢献(社会課題の解消)
    • 社会課題の解消や貢献に繋がる仕事がしたい

仕事の一日のルーティン:家事と育児、そして会議中心の業務を行う1日のルーティン

―― お仕事がある日の1日の流れを聞かせてください。

リモートワーク中心の仕事の傍らで、家事と育児をこなせるよう、隙間時間を有効的に活用しています。

日中は会議中心。資料作成は朝早くか夜の時間にやることが多いとのこと

夕方から家事と育児で少し抜ける時間があるため早朝と夜の時間を活用しています。

日中は会議が入ることが多いので、朝晩の作業時間は集中して作業をしたりインプットをする時間に費やすことが多いです。

インプットでは、本を読むだけではなく他者の意見を受け入れたうえで、自身の考えをしっかりと主張できるように、思考を深めるトレーニングなども取り入れていきたいと思っています。

会議中心の業務で大切にしていること

会議中心の業務の中で特に意識していることは、その場での”盛り上がり”です。

時に、会議の目的や想定アジェンダと違う方向に進んでしまったとしても、今まで会話に入ってこなかったメンバーや部署間の垣根を超えて会話が弾んだ場合は、敢えてその空気感を大切にして、区切らずにそこから得られる課題感や、今後プラス要素に発展しそうな空気感を残すことに重きを置きます。

現在、担当している業務ではこのような会議設計が有効な時期のため、1回の会議時間をはじめから長めに確保するようにしています。また、想定外の課題が検知された会議の後は、通常のTODO整理に加えて、その新しい課題に対する進め方を検討するタスクも発生します。

課題の中には、なにをすべきかがそもそも分からない場合も多いため、そのような課題をクライアントの現場メンバーと検討する前に、クライアントの上長とまずは方向性を検討する分科会を設定したり、議論を進めやすくするための資料作成など細かい作業が山積みです。

私たちが日々サポートさせていただいているプロジェクトは、成果物がこれと決まっているケースだけではなく、抽象を具体化していくような作業の積み重ねにより実現されるプロジェクトも多いです。

最終的には、クライアント内部で自走できるようにサポートすることが私たちの目指すべきところだったりもするので、要所要所でクライアントからの発言を待つために沈黙に耐えるような場面もあります。

クライアントの今の状態に応じて、カメレオンのように臨機応変に対応することが必要だと考え、様々な課題にクライアントと一緒に向き合っています。

M.Sさんのルーティンのポイント

  • 日々のスケジュール管理は、手帳派!
    • 30分刻みのToDoリストを手書きの手帳に作成している
      • 人の集中力は25分くらいしか続かないという考えから、なるべくひとつのタスクを30分程度に区切ってスケジュールを管理する
  • “家事や育児 = 休憩” ではない!
    • 家事や育児にもある程度の緊張感を持つようにしている
      • 家事や育児をOFFとして仕事モードから切り替えてしまうと気が抜けてしまい失敗をしてしまうことがある

今後の目標

――コパイロツトに入社してもうすぐ丸2年になりますよね。コパイロツトでの業務はどうでしょう?

前職では、営業や組織マネジメント業務に携わり、しばらく現場でプロジェクトを回す業務からは離れていました。

コパイロツトに転職して、今また現場のプロジェクト業務に携わるようになり、クライアントと直接係わる仕事にやりがいを感じています。

前職までは、Webサイトという明確な成果物ありきのウォーターフォール型のプロジェクトばかりでしたが、成果物がなく先の見えないプロジェクトマネジメント業務に面白さを感じています。

これまでの自身の知見を整理して使える部分は存分に利用し、これまで自身では取り組んでこなかったプロジェクト推進をコパイロツトで新たに学びながら、その両軸を整理し明文化してナレッジとして残していきたいと考えています。

――最後に、今後の目標は何でしょうか?

  • コパイロツトの業務理解をもう一歩深めて自身の1UPを図りたい
    • 業務を一通り理解してこなせるようになったので、今度はこれを外向けに発信できるようになりたい
  • 障害者の”生きにくさ”を解消する取り組みをライフワークにしたい
    • 自身が日々感じている課題感を少しでも解消する取り組みがしたいという想いから、知的障害者の雇用の幅を広げる活動をしていきたい

今は、まだまだ目の前にあるタスクをこなすことに追われながらも充実した日々を過ごしています。

コパイロツトでの業務経験から自身の仕事の効率化を図り、自身が学んできたナレッジを体系化していく時間を作りたいと思っています。

さらに、自分から仕事を作り出していく活動へも拡大していきたいです。

そして、ライフワークとしていきたい「障害者の”生きにくさ”を解消する取り組み」についても少しずつ費やす時間を広げていきたいです。

今動いている活動と合わせて団体活動や交流会への参加などを模索中です。

試行錯誤を繰り返しながら、自由な働き方の選択ができることもコパイロツトの魅力の一つだと思います。

おわりに

今回、M.Sさんにお話しをお伺いして、普段どういったことを想い・考えながら仕事と向き合っているのかをより深く知ることができました。

特に、ご自身の成長や社会貢献に繋がる活動に積極的なところに感銘を受けました。

みんな様々な事情や環境下で創意工夫しながら、自分なりのペースをつくって仕事に取り組んでいて、その工夫や取り組み方にそれぞれ特徴が出ていて面白そうだなと感じています。

次回の「MyPilot制度」では、また別のメンバーから興味深いお話しが聞けるのではと期待しています。

copilot.jp

執筆者 三浦 祐子(みうら・ゆうこ)
DX推進における部門横断プロジェクト支援や業務支援、Webサイト制作のプロジェクトマネジメントなど幅広く担当しています。 円滑なプロジェクト推進のためにクライアントに寄り添い、最適なチーム構築や目標達成のためプロセスを明確にし、具体のアクションに落とし込んでいくという基本を大切にプロジェクトマネジメントに尽力したいです。

コパイロツトは、課題整理や戦略立案から参画し、プロジェクトの推進支援をいたします。お気軽にお問い合わせください!

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