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プロジェクトに関わる全ての方に向けた共創カレッジ 第1期(β版)「Project Climbing Challenge」が無事に終了しました!

初めまして。「Project Climbing Challenge(PCC)by COPILOT COLLEGE」という新しい取り組みの運営事務局を担当しています、コパイロツトの賀川です!

この度コパイロツトでは2021年12月1日からメンバーが運営・実施するオンラインカレッジをスタートさせ、2022年1月26日に無事第1期が終了しました。


※なぜコパイロツトがPCCを開講することになったのか、またPCCが目指す姿などの概要については以下説明資料をご覧ください!

▼PCC説明資料 drive.google.com


今回のブログでは、PCC1期生としてどんな方が参加していたのか、また参加者自身が抱いていたプロジェクトに関する課題感と、実際にPCCで行ったことについてご紹介します。

PCC1期には実際にどんな人たちが参加していたの?

PCC1期は2021年12月1日から始まり、毎週水曜日の19:30から21:30の2時間、合計8回の講座を実施してきました。そして今回は14名の方にご参加いただき一緒に学びを深めていきました!2ヶ月間毎週水曜日の夜にオンラインで顔を合わせてはプロジェクトに関する知見を共有しあっていた仲間たちですが、実際どんな人たちが参加していたのでしょうか?

PCC1期メンバーの職種は様々です。

  • クリエイティブ系
    • プロジェクトマネージャー
    • プロダクトマネージャー
    • ディレクター
    • デザイナー
  • NPO法人運営事務局の方
  • 大学で非常勤講師をされている方
  • マーケティング会社の経営企画部の方
  • ソーシャルビジネスをサポートするコンサルタントの方
  • コミュニティマネージャーの方
  • BizDevの方 など

みなさん、職種や役職など異なるものの、プロジェクトに関わる一メンバーとしてそれぞれの領域で日々悩みながらもご自身のプロジェクトと向き合いながら、学びと実践を繰り返されている方ばかりでした。

ほぼ全員揃った時の集合写真です!
※ ちなみに参加メンバーのアイデアで、講義中声を出さなくても画面越しで「わかる/わからない」の意思表示ができるようYES/NO壁紙を設定してみました!壁紙自体もオシャレに作成いただきました!ありがとうございました😊

参加者が抱いていたプロジェクトに関する課題感とは?

まず、PCCの参加対象として「プロジェクトを立ち上げる、進める中で、課題やモヤモヤを感じている」や「現在進めているプロジェクトにおいて、大きな壁にぶつかっている」方を対象としていました。そのため、今回参加された方々はご自身が関わっているプロジェクトに対して何らかの課題を感じている方がほとんどでした。では、皆さん具体的にどんな課題感をお持ちだったのでしょうか。

<参加メンバーが抱えている悩み>

  • PMBOKを参考にしても、自分の中で手法が浸透せず実際の現場で再現できない場面が多い。またメンバーと共に創り上げるという感覚が自分の中で感じられていない状態の中でプロジェクトが進んでしまっているのが悩み。

  • クライアントコントロールが苦手だと感じている。タスクの洗い出しが出しきれずスケジュールが遅れてしまうことがよくある。

  • 会議の場が伝達の場になってしまい、議論の場になっていない。チームメンバーをどう主体的にプロジェクトに取り組んでもらうか。会議の場で決めるべきことも決まらずに終わりがちになってしまうことが多い。

  • プロジェクトのチームリーダーとしての守りだけでなく、プロジェクトのゴールのそのさきへ飛躍できるように導く攻めのプロジェクトマネジメントマインドをどう確立していけばいいのか。

  • プロジェクトを進めていく上で、これまで決めた設計や仕様などが全て無しになり、プロジェクトが途中で進まなくなってしまう状況が発生しがち(メテオフォール型開発)

  • 社内で誰でもプロジェクトマネジメントができるよう、ある程度体系的に整えておきたい。

  • クライアントを本当の意味でプロジェクトに共創して巻き込んでいけているのか。

PCCでは改めてプロジェクトとは何かを問い、どう設計しファシリテートしていくのか、これまでのプロジェクトを振り返りつつ講座の中でメンバー全員で見直していきました。

PCC1期プログラムでは実際にどんなことをしたの?

PCC1期のプログラムでは、講座を開始する前に、まず期待値のすり合わせを行う1on1ミーティングを実施。1on1でヒアリングした参加者全員からの期待値を参考にしつつ、可能な限り講義内容に反映させていきました。

いざ講座が始まると、まずはアイスブレイクからスタート!初回の講座では参加者同士の自己紹介に時間を多くあて、お互いの仕事内容や趣味、価値観カードやPCCへの意気込みなどについて共有してもらいました。またPCCではあだ名で呼び合うことをルールとし、なるべくあだ名で呼び合うようにしていました!

PCCの講座スタイルはワークショップと講義の時間がメイン。各回ごとに設定したテーマにそって参加メンバーが3−4名のグループになりワークショップを行ったり、PCC運営メンバーがテーマに関する講義を行っていました。時間的な配分は各回ごとに変動するものの、基本的にはワークショップは40-50分程度、講義は30-40分程度のスタイルが多かったです。

そして毎回、講座終了後には参加者へアンケートを実施し、満足度や要望などの情報を抽出、それに基づいたTryを実施するようにしていました。ただ、やはり初めてのオンライン講座ではあったので、講義のアジェンダや時間配分を想定通りに進めるのが難しく、毎週試行錯誤していました。

また、ほぼ毎週参加者には宿題に取り組んでもらい、次回までに仕上げてもらっていました。しかし、途中から週1回2時間の講座内で課題に関する質問やフィードバックに時間がかけられていなかったため、別途ゼミのような時間を週1時間ほど設けカバーするようにしていました。

さらに、21:30-22:00の30分間は”放課後タイム”として、参加可能なメンバーだけZoomに残り各回ごとのテーマに関して話をしたり、最近プロジェクトで悩んでいることなどを共有し合う交流の時間を設けていました。実際に放課後の時間で、あるメンバーが数ヶ月抱えていた悩みを他のメンバーと共有しディスカッションしたことであっという間にモヤモヤが解消された、なんてこともあったのは印象的でした。

領域は違えどそれぞれプロジェクトに関わる者としてお互いに悩みを共有しながら解決しあう、そして世の中に多くの笑顔を届けられるアウトプットがPCC参加メンバーから生まれていく、そんな世界観が私たちの理想です。

おわりに

今回はPCC1期での実際の取り組みについてご紹介しました。 次回のブログでは実際の講座の中身について、一部チラ見せしつつご紹介したいと思います!また、実際の参加者からの感想などについても別ブログにてご紹介する予定なのでお楽しみに♪


※PCCの次期講座に関してはまだ未定のため、今後の開催情報につきましてはアップデートがあり次第Peatixやこちらのブログにてご連絡いたします。是非フォローの方お忘れなく! 👉https://pcc202101.peatix.com/view


執筆者 賀川奈那実(かがわ・ななみ)
大学卒業後は外資系ソフトウェア会社でビジネスアナリストとして複数のプロジェクトに従事。現在はCOPILOTでSuperGoodMeetingsのカスタマーサポート業務や情報発信まわり、Project Climbing Challengeの運営サポートをメインに行っています。

コパイロツトは、課題整理や戦略立案から参画し、プロジェクトの推進支援をいたします。お気軽にお問い合わせください!

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