こんにちは!「Project Climbing Challenge(PCC)」という共創型オンラインカレッジの運営事務局を担当しています、コパイロツトの賀川です!
前回のインタビューブログから引き続き、参加者の声をご紹介していきます!
前回のブログはこちら👇
今回はNPO法人を対象に資金調達などのコンサルティングを行っているPCC1期参加者の相澤順也さんに、プログラムを通じて得た新たな視点や今後の目標などについてお話を伺いました!
- 簡単な自己紹介
- プロジェクトマネージャーのメンタルモデルについて興味があり、PCCに参加しました
- みんなでプロジェクトを進めていくという視点は新しい体験だった
- プロジェクト推進手法は仕事だけでなく、人生においても必要不可欠な手段
簡単な自己紹介
— まず最初に自己紹介をお願いします!
私は新卒で出版社に入社し、働いている中で難民問題を知ったことがきっかけでNPOのボランティアに参加するようになりました。そして徐々にNPO法人に関わる仕事がしたいと思うようになり、現在は主にNPO法人を対象とした資金調達などのコンサルティング支援を行っています。
プロジェクトマネージャーのメンタルモデルについて興味があり、PCCに参加しました
— 今回、PCC1期に参加しようと思ったきっかけを教えていただけますか?
2、3年前にリーダーシップに関する研修を受けました。その研修をきっかけにリーダーシップというのは人の内面的な部分から出てくる要素が多いものだと理解していました。一方で、プロジェクトマネージャーというのはどちらかというと知識や技術的なスキルが重要だと認識しており、リーダーシップ的な要素があまり含まれていないのではないかと感じていました。しかし、PCCの紹介文を拝見した際にリーダーシップもプロジェクトマネジメントにおいては重要な要素の1つだと感じ、今回プロジェクトマネジメントにおけるリーダーシップについてさらに詳しく知りたいと思い参加を決めました。
— 参加される前から何か業務の中でプロジェクトマネジメントに関する悩みなどはありましたか?
お客様とのプロジェクトにおいて、私はプロジェクトマネージャーとして参加することが多いです。お客様はプロジェクトをどう立ち上げたらよいかわからない状態の場合もあるため、立ち上げから関わってサポートすることもあります。その際に自分のプロジェクトの進め方に対してこれで良いのか、という疑問を常に抱いており、改めて自分のプロジェクト推進方法を見直したいと思っていました。
みんなでプロジェクトを進めていくという視点は新しい体験だった
— PCCを受講して特に印象に残っていることはありますか?
「みんなでプロジェクトを進めていく」という視点は私にとって新しい体験でした。これまでのプロジェクトでは、プロジェクトマネージャーが中心的な立ち位置を維持しつつ、成果を出していくのがプロジェクトを進める上での体制イメージでした。しかし、今回のPCCに参加したことで、各フェーズにおいてプロジェクトマネージャーやチーム全体、また一人ひとりが頑張り具合を調整しつつ、プロジェクトを進めていく体制が重要であるという新しい学びを得ました。
また、定例ミーティングを軸にプロジェクトを推進していくという手法(Project Sprint)についても新たな発見でした。定例ミーティングでメンバーが集まって話をしつつ、終わったら各自タスクをこなし、また次回の定例ミーティングまでにタスクを持ち寄る。当たり前なこととして認識されがちですが、改めて定例ミーティングの重要性はとても印象に残っています。
— 相澤さんにとってPCCはどのような場所でしたか?
PCCという場所はより良い人生、より楽しく生きるために必要な何かを得られるところだと思っています。例えば、講座が終了した後も講座資料を読み返してみると「なるほど!」と思うこともよくありました。8週間で全て終わりというわけではなく、今後の人生で少しずつより良い影響が出てきていると感じています。すぐに何かが得られるわけではないかもしれませんが、いつか必ず今この瞬間の人生においてPCCへの参加費以上の価値が返ってくると思っています。
— 相澤さんが思う理想のプロジェクトマネージャーとはどんな人ですか?
私が思う理想のプロジェクトマネージャーは自分をどれだけさらけ出せるか、そしてその勇気を持っている人だと思います。
今回はみんなでプロジェクトを進めるという新しい視点を得ましたが、自己開示をすることが難しい人であれば、みんなでプロジェクトを進める上ではなかなか難しいところがあるのではないでしょうか。
つまり、自己開示ができているかどうかが理想のプロジェクトマネージャーの素質に含まれていると思っています。このことはもしかしたら理想のプロジェクトマネージャーだけではなく、理想的なリーダー、理想的な起業家、理想的な人間という意味合いでも通ずる部分があるかもしれません。
プロジェクト推進手法は仕事だけでなく、人生においても必要不可欠な手段
— PCCを終えて、ご自身の今後の目標などありますか?
今後やりたいなと思っていることは、2つあります。
1つ目は社会貢献です。仕事に限らず、行動や生き方にどれだけ今回のPCC講座を当てはめることができるのかを実験し検証していきたいと思っています。そして社会にどのような影響をもたらすことができるのかも追求していきたいです。
2つ目はプロジェクトマネジメントに対して、どう自分が還元できるかを考えています。日々世の中が変化する中で、プロジェクト推進の方法も変化し続けています。講座が終了し、改めて新しいプロジェクト推進に関する知識を得られたと同時に、具体的なアイデアはまだ模索しているところですが、自分がプロジェクトマネジメントという概念に対して何かしらの形でお返ししたいなと考えています。
— PCC1期は終了しましたが、今後PCCという場所を活用し何か叶えてみたいことなどありますでしょうか?
私は常に楽しく人生を送りたいと思っています。自分が思い描く「楽しさ」というのは人と何かをするときにも感じていたい。プライベートだけでなく仕事においても、他の人と何かをする楽しさを実現するにはPCCという場所は必要だと思っています。
私自身が思う「楽しい」という状態は、笑い飛ばせる感じです。プロジェクトを突き詰めていくと、苦しさに直面することもあります。その苦しさを味わった先に「楽しさ」の心地よさが出てくるように思っています。ただ、例えばプロジェクトを進める上でのプロセスにおいて、みんなが楽しいと感じられない場面も発生してきます。その状態を私は変えていきたいなと考えていて、1つずつの問題を重いと認識してしまっているだけで、実際には重くないんだよ、という話を伝えていきたいなと思っています。
そのためにも、みんながプロジェクトに関わる上で「楽しさ」を感じてもらう状態にするにはどうすれば良いのかを探求する際にPCCという場所は必要不可欠だと感じています。