プロジェクトマネジメントのゴールは、プロジェクトサクセス1です。 この世界には、様々なプロジェクトがいくつも存在し、それぞれのプロジェクトメンバーが切磋琢磨しながらプロジェクト推進が行われていることでしょう。
プロジェクトの種類も規模も様々で、プロジェクト推進に伴ういくつもの障壁を乗り越えなければならない場面も多いです。
コパイロツトは、プロジェクトリーダーに寄り添いながら、プロジェクト推進のために、最適な意思決定のサポートをしていくプロジェクトマネジメント(PM)集団です。
私たちがプロジェクトサクセスにコミットし続ける、ために必要不可欠としているポイントは2つあります。
- 不変的なチームづくり
- 可変的な個のマインドセット
この記事では、この2つのポイントについて紹介していきます。
不変的なチームづくり
人は一人では生きられないのと同じように、仕事もプロジェクト推進も一人では完結しません。色とりどりの特性を持った個の集合体であるチームで取り組んでいくものです。
コパイロツトでは、必ずチームでクライアントワークを遂行します。このチームでのクライアントに対する貢献度を不変的にキープし続けるというのが強みだと思っています。
多くの場合、個々人のスキルという人軸に寄るプロジェクト推進が行われているがために、キーパーソンが抜けてしまうと、たちまちそのプロジェクトも立ち行かなくなってしまうというケースがあります。 私たちは、一人欠けたら仕事が止まってしまうのは本来仕事と呼ぶに値しないと考えています。 長い人生において、それぞれの理由で一定期間仕事から離れなければならない場面に遭遇する可能性は誰にでも発生します。産休、育休、病気休暇、介護休暇 ...それは、不意に訪れたりするものです。
チームのメンバーが入れ替わっても前後で貢献度に差が出るようなチームとならないために、ある一定レベル以上の貢献度を不変的に提供し続けることができるチーム体制である必要があります。 これには、ナレッジマネジメントが重要で情報の可視化・一元化、ノウハウの蓄積・共有、定型業務のルール化、役割の可視化など基本的な内容から各プロジェクトに沿ったチームビルディングまで緻密に計画性を持って取り組んでいます。
例えば、近く産休に入るメンバーがチームを抜けるというケースですと、 メンバーが抜ける予定の1ヶ月程前にクライアントへお伝えして後任のメンバーを紹介して終わるというのが良く見る光景かと思います。
コパイロツトでは、このようなケースの場合も一歩深く追及して最適解を探ります。 最近、このケースが実際にあったのですが、クライアントへお伝えする際に、そのメンバーが今まで貢献してきたことをクライアントとディスカッションする場を設けました。
そこで、コパイロツト視点とクライアント視点でのこれまでの役割や貢献度を羅列して整理することで、そこをしっかり引き継いでいけるチーム編成を行いますよとお伝えすることでクライアントの安心感に繋がります。さらに、コパイロツトとしても引継ぎ内容に明確な指標ができることで、より良いチームビルディングに繋がります。
このようにメンバーが入れ替わったとしても、チームとしての価値を維持し続けるメソッドがコパイロツトにはあります。
可変的な個のマインドセット
ある一定レベル以上の貢献度を不変的に提供し続けることができるチームがベースにあることを前提として、そこに所属する個々のメンバーのマインドセットも重要なポイントとなります。
不変的に貢献し続けるためには、クライアントへ常に何らかの価値を提供し続ける必要があります。長くお付き合いをしていると必ずマンネリ化してしまう可能性があるので、絶えず変化・進化していかなくてはなりません。
コパイロツトには、徹底した”ふりかえり”の習慣があります。各プロジェクト毎に社内外で毎月ふりかえりを実施して、そこから改善施策を定義→次のサイクルで実践→ふりかえりというように、PDCAを回していくような習慣です。
”ふりかえり”についてご紹介している以前のブログ記事もありますので、ご関心ありましたらお読みいただければ幸いです。
blog.copilot.jp blog.copilot.jp
私たちは、この”ふりかえり”の習慣が、可変的な個のマインドセットの浸透に寄与していると感じています。 クライアントに対して「今以上にどのような貢献ができるのか?」「今以上の価値提供とは何か?」ということを常日頃から考える習慣があることは、常に前向きに前進できるマインドセットの基礎となります。
基本的なことですが、とても重要なこの”ふりかえり”の習慣を作っていくのはいかがでしょうか?
まとめ
プロジェクトサクセスにコミットし続ける必要不可欠なポイント
- チームとしての価値を維持し続けるメソッドを持つ
- 常に前向きに前進できるマインドセットの基礎となる”ふりかえり”の習慣をつくる
(執筆:三浦祐子)
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プロジェクトサクセス=プロジェクトの成功↩