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解決すべき問題の正当性 / 妥当性は、どこで承認されているのか

木曜日担当の吉岡です。実は本日9月20日は弊社の設立記念日でして13周年感謝イベントを行いました。その際に、ナレッジラボチームからも色々と発表したのですが、発表内容を色々まとめる上で思ったことや考えたことを書いていきます。

あなたの問題は、本当に取り組むべき問題か

「問題」「課題」「対策」などの整理は以前に定金が説明しています。

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ここで紹介したフレームワークは割と汎用的なので結構使っているのですが、ただ個人的に気になっていたことがあります。

それは「その「問題」が本当に解決すべき問題なのか」ということです。

というのも、自分自身も「問題」を解決した後に「思ったよりも変化しなかった」「頑張って問題を解消したのに変化/効果がなかった」ということがあるからです。 つまり、そこで定義された「問題」は間違っていたのです。

そこで今回は「なぜ、間違っていたのか?」「どこで、間違っていたのか?」について考えてみました。

問題を正当化するには、問題自体より上位階層の情報が必要

例えば、プロダクトの「問題」はプロダクトチーム内の情報のみでは判断できないのです。なぜならそれは、事業戦略や経営戦略にも関わっているからです。当たり前ですが、問題を正当性を承認するには部分的な理解では難しく、様々な階層を行き来して思考する必要があるのです。

つまり、情報という観点からは、問題の正当性を確保するには最低一階層上の情報を網羅していく必要があると思います。*1

ナレッジマネジメントの必要性

上述したことを考慮すると、インパクトの大きい問題を迅速に見つけ出すためにも様々な情報にアクセスしやすい環境を作る必要が出てきます。今、ナレッジラボチームではナレッジや情報の共有方法について「インフォメーション・スィフティング」という考え方をベースに再構築しようと試みています。

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これからもどうぞよろしくお願いいたします!

14年目となるコパイロツトをこれからもどうぞよろしくお願いいたします。


<おまけ>
超余談ですが、ケータリングで用意していただいた落橋がとても大きくて驚きました!


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*1 全ての事象やプロジェクトがロジックツリーに当てはまるとは考えておりませんが、ビジネスにおいて非常に一般的なので今回は階層構造と捉えています。

(執筆:吉岡健太郎)

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